わが子の「試行錯誤力」を育む秘伝の習い事とは?

「屋形原保育園」で30年以上、子どもの「試行錯誤力」を育むために続けてきた活動です。実は今までは秘伝の習い事として保育園生、卒園生のためだけの習い事でしたが、今回オープンにすることにしました。

子どもたちは、人工知能AIの発達やグローバル競争の激化、人口減少社会への変化といった私たちが体験したことがない未来を生きていきます。こんな激変する世の中で子どもたちが自分の道を切り開き生きていくには何が重要になってくるでしょうか?

英語?プログラミング能力?

そういった分かりやすい「スキル」ももちろん重要でしょう。しかし、それ以上に求められるのはAIがまだできない新しいモノやコトを創り出す力や急激な社会の変化に対応する力の源となる、「試行錯誤力」がより重要になってくるのではないでしょうか。

私たちは「試行錯誤力」とは、「いろいろ考え、作って試してみて、評価して、だめなら気持ちを切り替えて次を試せる力」だと考えています。つまり、「試行錯誤力」=「発想力」×「見通しを立てる力」×「やりぬく力」×「楽しむ力」から構成されていると考えています。

同様の問題意識を政府・文科省も持っており、これから子どもたちの学校でのカリキュラムも「主体的・対話的で深い学び」へと変わっていきます。(大学入試も劇的に変化します)

こんな悩みをお持ちではないでしょうか?

「試行錯誤力」が大事だとは分かっていても、育むことは簡単ではありません。お子さんの「試行錯誤力」についてこんな悩みの方もいるのではないでしょうか。

・すぐにできない問題にぶつかると、すぐに答えを求める傾向にある。まずは分からないことでも自分の頭で限界まで考えてほしい。

・自分のペースでじっくり考えることが好きなタイプだけど、学校なのでは計算の速さなどが強調されたり、他の子とペースを合わすことが優先されるので、この子の「じっくり考えることが好き」という個性を伸ばせる場所はないだろうか。

・「時間もあるし別の方法や他の答えがないか考えてごらん」と聞いても「ない」と即答するようになった。どうも「問題は早く解くこと」だけが大事だと考えているようだ。「正解がない問題」「正解が複数ある問題」でもしっかり考えられるようになってほしい。

・つい、わが子の出来具合を他の子と比べてしまい自己嫌悪。そのせいか、わが子も他の子と比べて自分ができているほうなのかを異常に気にするようになってしまった。

・完璧主義な傾向があるのか、宿題などで間違えると、不貞腐れて鉛筆でぐちゃぐちゃにしてもうやりたがらなくなる傾向にある。間違っても不貞腐れるんじゃなく気持ちを上手に切り替えて再チャレンジできるようになってほしい。

このページでは、こんな悩みを真剣に解決したい保護者の方へ、お子さんの「試行錯誤力」を育む「秘伝」の習い事をお伝えします。

「これって私のことだ」と思った方はぜひこのページの続きを読んでください。

お忙しい方向けに先に私たちの提案の結論をご紹介します。

お子さんの「試行錯誤力」を育む新しい習い事の選択肢として、私たちの「エウレカスクール」を提案いたします。

エウレカスクールとは何か?という疑問を当然お持ちだと思いますが、まず初めにエウレカスクールを通じてお子さんの「試行錯誤力」を育むことでどのような未来を創りたいかを説明いたします。

・難しい問題をやりたがらない、すぐに諦めてたわが子が、「すぐにとける簡単な問題をするより難しい問題にチャレンジするほうが楽しい」というようになった。

・自分が「ここまで頑張る」と決めたら、他の子が時間になって切り上げても最後まで楽しそうに頑張れる場所が見つかった。

・少し自信がなかったあの子が「難しくてできない、けど、頑張って解けた」という経験をたくさんした。その結果、「頑張れば何とかなる」という自信がついた

・難しい問題をチャレンジして以前は途中で間違いに気づいたらやめてたが、今では「あっこの方法じゃ解けないな。仕方がないから他の方法も試してみよう」と前向きに頑張る力がついた。

私たちはあなたと一緒に悩みを解決しこんな素敵な未来を一緒に創っていきたいと願っています。

次に、そもそもエウレカスクールとは何か?なぜエウレカスクールなのか?といった疑問にお答えしていきます。

エウレカスクールの大本は、具体物教育のパイオアニアである川野康行先生が試行錯誤の上で考案された川野式積み木教育です。川野先生の教育手法は「積み木のにっしん」として高知県を中心に、今では全国に広がり80か所以上の幼稚園・保育園・学習教室で受講することが可能となっております。

屋形原保育園はこの川野式積み木教室の素晴らしさを福岡で一番最初に発見し、パイオニアとして35年以上秘伝の習い事として運営をしてきました。先ほど述べたこれからの時代の変化を考え、より多くの子どもたちに体験してもらい、「試行錯誤力」を武器に素晴らしい未来を手に入れて欲しいと考えました。そのために、この度卒園生以外にも参加を募ることにしました。

もっと詳しく知りたいという方向けに後日、体験会を実施しますのでご参加ください。

私たち「エウレカスクール」の3つの特徴をご紹介します。

1.具体物教育ならではの良さ

ここで試行錯誤力を学ぶ習い事として、昨今ではプログラミングなども習い事の候補としてあげられますが、ここで積み木という具体物を使うからこその良さをご紹介いたします。

1.素早く試行錯誤ができる

具体物があることで頭の中で考えるだけでなく、すぐに作って試すことができます。そして、作ったものが間違っているかどうかを自分で判断することができます。

また前提知識、指示・指導は最低限でよく、子どもたちはすぐに課題に取り組むことができるので、レッスンの中で課題を解くために試行錯誤をするための時間をたくさん確保することができます。

こういった特性から、子どもたちは指示待ち人間になることもなく、主体的に考えて取り組む力がつきます。

2.過程が見える

具体物を使うので最後まで完成させなくても、自分のやり方があっているのかの検討がつけやすいという特徴があります。そこまで自分が考えたことが、どこまで筋が良さそうで、どこからが筋が良くないかということが見えます。こうした力は「見通しを立てる力」として「試行錯誤力」の重要な要素です。

また、見通しを立てる力というのは具体物を使わない場合には想像力で補う必要があります。実は、子どもの想像力の成長は個人差が大きいので、子どもによっては身に着けにくいという特性があります。しかし、具体物を用いることで子どもの個人差によらず見通しを立てる力を養えることができます。

3.間違っても気持ちを立て直しやすい

積み木を使うので鉛筆と紙を使う問題と違って間違いの跡が残らずに済みます。子どもによっては、何回も失敗して消しゴムで消すうちに紙が汚くなるし嫌になることも多いです。積み木を使う場合には、全部をやり直す、途中でやり直すということが容易です。

やり直しがしやすい、間違いの跡が残らないことで、子どもは間違えたという嫌な気持ちになりにくく気持ちを立て直すことが容易となります。積み木の課題で気持ちを立て直す経験をたくさん積むことで、他の課題でも情動が安定するという好循環が生まれます。

4.様々な視点で考える

また、具体物なので上から見たり左から見たりと実際に様々な視点でみることができます。「試行錯誤力」では「発想力」も重要な要素ですが、「発想力」を鍛えるには様々な視点で見る力が必要となってきます。

また自分と課題を切り離して観察することも容易です。自分で書いた文章のミスは気づきにくいけれども、人の書いた文章のミスにはすぐに気が付くということはありませんか?あるいは傍目八目という言葉もありますね。つい自分が頑張ったものは無意識に間違いがないと考えてしまう(=自分と課題を一体化してしまう)傾向がありますが、具体物だと比較的自分と課題を切り離し客観的に見ることができます。そうすることで違う考えが浮かびやすいという性質があります。

2.しなやかマインドセットを育む声掛け

私たちが講師がお子さんの何を見ているかというと成果や能力よりも行動パターンやマインドセット(心構え、思考様式)です。

特にgrowth mindset(日本語ではしなやかマインドセットと訳されました)の成長を支援することに力を注いでいます。しなやかマインドセットとは、一言でいうと「自分の素質や能力は努力で成長させることができる」と考える思考様式です。一方で、「自分の素質や能力はもともと決められており変わることはない」と考える思考様式をfixed mindsetと呼びます。詳しくは下の図をご覧ください。

この「しなやかマインドセット」を育むには、「こんなに難しい問題が解けたんだね」と成果に対して声掛けをするのではなく、「難しい問題に対してすごく集中できているね」「いろいろなやり方を試している姿はかっこよかったね」といった努力や取り組む姿勢に対して声掛けをすることが重要です。

そうした声掛けのプロが子どもたちの成長を支援します。

3.楽しんで取り組める課題

単純なようで一番大事なことですが、楽しいということです。子どもたちは楽しんでしている時こそ能力が伸びます。実は、大人がしても難しい課題もありますが、難しいだけではなく、パズルのように楽しんで取り組めます。

子どもたちに提示する課題は、子どもたちそれぞれに合わせて、少し難しいなと感じる課題を設定します。簡単すぎても、難しすぎても楽しい課題になりません。子どもたちが自分のペースで楽しみながらできる課題ですので、集中して取り組む姿が見られます。難しいことにもチャレンジするということを楽しみながら、自分でできたという自信を着けていって欲しいと思います。

講座名

エウレカスクール体験会

対象児童年齢

来年度で
新1年生~新3年生
にあがるお子さん

開催日時

2月2日 (土) 10:00-12:00

参加費用

4千円(早期申込割引あり)

募集人数

先着12 名

申込期限

1/20

駐車場

利用されたい方は連絡ください
大型車はご相談ください

一時預かりサービス

体験会の間、下のお子さんをお預かりすることが可能です。

場所

アフタースクールび場
811-1356 福岡県福岡市南区花畑1-2-13

1月20日までに申し込みいただけた方のために2つの特典を用意しております。

特典1:参加料1,000円 割引

説明会&体験会の参加料金が1,000円割引の3,000円となります。

特典2:算数教室の体験会へ無料招待

体験会の午後から希望者の方に積み木を使った「算数教室」の体験会へ無料でご招待いたします。\

満員になり次第、募集終了になります。
次回の開催は未定ですので、この機会を逃さずに、ぜひご参加ください。

スケジュールを確認し、体験会に申し込む

略歴

花畑小学校、柏原中学校と校区の公立学校を卒業しました。その後、筑紫丘高校(理数科)から東京大学(理科一類)に現役で進学し、在学中に公認会計士試験に合格。小学校の担任の先生の影響や生活発表会の劇などの経験から、よいチームづくりに興味があり、大学の研究室では認知科学を専攻し、シャープ株式会社へ入社。仕事の傍らファシリテーションを学び実践を深めたところ、シャープの経営危機が起きました。その中で、スマートフォン事業の構造改革・風土改革のリーダーに抜擢され、改革に携わりました。

その経験から気づいた、「将来必要になる力」を子どもたちに学んでもらいたいと思い、シャープを退職しました。今後はアフタースクール”び場”、そしてこのドラマ教育”Dramatic Leaning Circle”の責任者としてベストを尽くします。

「試行錯誤力」を高める活動を探して

「遊び」と「学び」を通じて子どもたちが成長する場という意味の「び場」という少人数制のアフタースクールを18年の4月から立ち上げ運営しています。び場を立ち上げる前に、「子どもたちに道を自分の道を切り開く力を学べる場を創る」というミッションを設定しました。これらの力を育むには「試行錯誤力」が不可欠であり、そういった活動はないだろうかと情報を収集していました。

エウレカスクールとの再会

そんななか副園長として屋形原保育園での活動を観察している中でエウレカスクールと再会しました。「再開した」というのは、実は自分も屋形原保育園で約30年前、3-6歳の頃に川野式積み木教室をやっていたのです

そこで年長さんの子どもたちの様々な取り組み方や興味深い成長の姿が見れました。

そして、アフタースクールび場で「エウレカスクール」をカリキュラムの目玉として採用しました。採用から半年間、子どもたちの取り組む姿勢や考える過程を見ながらフィードバックしてきましたが、子どもたちの試行錯誤力について確かな成長を実感しています。

そして、「試行錯誤力」を磨く機会をより広げたいということで外部の小学生にも体験会をすることを決めました。是非、体験会でお会いできることを楽しみにしています。

お子さんの習い事を選ぶ際には、限られた予算・時間そして何よりお子さんの心のゆとりといった観点から「何をやらないか」もとても重要になります。

皆様の子育てに本当にお役立てできるようにあえてエウレカスクールをお勧めしない方をご紹介します。

・習い事をさせるならすぐに結果が出るものをさせたい
・習い事をさせるなら確実に将来の役に立つスキルを学ばせたい
・習い事をさせるならテストなどで成果を見えるようにしてほしい

このような方にはエウレカスクールはお勧めいたしかねます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。お子さんの素晴らしい成長を一緒に支援していきましょう。

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