はじめに

はじめまして、私たちび場は2018年4月に福岡市南区にある屋形原保育園を母体に立ち上げたアフタースクール(民間学童)です。び場という名前は、「遊び」と「学び」を通じて子どもたちが成長できる場=コミュニティを創るという願いかが由来となっております。

この度、小学生~中学2年生を対象にしたオンラインフリースクールび場を2021年度4月に立ち上げるために準備を進めています。立ち上げにあたっては教える側と教わる側、サービスを提供する側とされる側という垣根を越えて保護者と子どもたちと一緒にコミュニティを創っていきたいと考えています。

そのために、保護者の皆さんやお子さんが目指すものやフリースクールに期待すること、そして私たちが考えているフリースクールび場での過ごし方の案などを共有して、フリースクールのビジョンづくりや運営に反映させることを目指します。このワークショップをもとに10月からオンラインフリースクールのテスト運営をしていく予定です。

対象者 小学3年生~中学2年生の保護者・児童
日時 10月17日(土) 13:30-15:30
場所 zoom(参加申込頂いた後にurlをご案内します)
参加費 無料

みんなで作る子どもたちの安心・安全の居場所

私たちが作りたいフリースクールび場とは、「安心・安全の場」であるコミュニティです。

今、googleのチームの生産性の研究を皮切りに様々な分野で「心理的安全性」の重要性が求められています。心理的安全性とは、「他人からの評価など反応に怯えたり羞恥心を感じることなく自然体の自分を出すことができたり、失敗を恐れずに難しいことや新しいことにチャレンジしやすい環境や雰囲気」と定義されています。

学校を含めた日本の社会は、「空気を読む」文化なので心理的安全性が低い社会だといわれています。

わたしたちの目指すもの

フリースクールび場では、この心理的安全性をベースに発展させた秘密基地のような場を目指します。具体的には、

①自分の内側から生まれる好奇心や遊び心が相互に承認・尊重される場所
②フラットな人間関係で結ばれた仲間と一緒に何かを企画し実験できる場所

といった条件が満たされる場所です。誰かが「私、本当はこれをやってみたいんだけど。。良かったらやってみない?」と興味がある子が集まって「いいね。そしてこうしたらもっと面白そうじゃない?」と肯定され、コラボレーションを通して何かが創造される。そんなことが日常的に起こる場です。

そして、それは子どもだけではなく、スタッフ・保護者も同じようにコラボレーションして新しい価値を生み出していくフリースクールを目指しています。

オンラインならではのメリットとデメリット

今回、フリースクールをオンラインで開校しようと思った理由・メリットは3つあります。

メリット1

オンラインだと住んでいる地域にかかわらず参加できること

メリット2

オンラインだと移動時間がないので、例えばオンラインフリースクールの活動に参加して学校や違う興味があることをできるなど時間の使い方に制約が少なくより、その子にあった時間の使い方をデザインできる可能性があること

メリット3

オンラインだから私たちの理念に共感した世界中の人たちがスタッフとしてかかわることができるなど学びの多様性が確保できること

次にオンラインならではのデメリットや難しさについて考えてみます。

リアルで顔を合わせるよりも孤独感を感じやすい側面があります。また、オンラインでの活動はリアルな授業に比べると子どもたち自身のモチベーションや積極的に参加しようとする意識が重要となってくるため、子どもたちの興味・好奇心、主体性が自然と生まれる場づくり・関係性づくりが不可欠になっていきます。

ただし、子どもたちの興味・好奇心、主体性が自然と生まれる場づくりという難しい困難を乗り越えると、子どもたちにとって新しい可能性に満ちた世界が拓けると信じています。なぜなら、現在、様々な教育関係者、社会起業家などのチャレンジにより学びのコンテンツ自体は無料や非常に安価でアクセスできる環境にあるからです。

び場の大切にしているもの

び場が目指すものは、子どもたちの「勇気をもって道を切り開く力」を育むことです。そして、そこで重視しているのはテストで測れる学力やスキル、いわゆる認知的能力ではなく、好奇心ややり抜く力といった非認知的能力や習慣やマインドセット、そして暗黙の思い込み=メンタルモデルの変容です。

マインドセットやメンタルモデルがじんわりと変容していくとき大切なことは、「カリキュラム」=「何を学ぶか」だけでなく、「コミュニティ」=「どんな環境、プロセス、社会的関係性の中で学ぶか」が大事だといわれています。

だからこそ、私たちは、冒頭で述べたように心理的安全性のある関係性をベースに発展させ、①自分の内側から生まれる好奇心や遊び心が相互に承認・尊重され、②フラットな人間関係で結ばれた仲間と一緒に何かを企画し実験できる場所。そんな秘密基地のようなフリースクールを創りたいのです。

び場のコンセプト

び場の大切にしているものを実現するための3つのコンセプトを簡単にご紹介します。

コンセプト1:遊び

私たちの考える遊びの本質は「自らの関心に基づいて自己決定し、自らをコントロールするプロセス」だと考えています。

コンセプト2:学び

私たちの考える遊びの本質は「未知の世界に敬意をもって飛び込み。そこから得られた経験を内省し自らの可能性を広げる活動」だと考えています。

コンセプト3:アート思考(美)

アート思考とは、「違うことを尊重し、既存の枠や視点を問いなおし、自分なりの意味や価値をつくるプロセス」だと考えています。

私たちの思い

代表:山里 誠

以前私は、会社員として大手メーカーに勤務しながら、社外のメンバーと一緒にファシリテーションの勉強を続けていました。さまざまなバックグラウンドをもつ仲間たちと、チームビルディングをしながらプロジェクトを動かす。対話をしながら新しいアイデアを生み出し、社会にアクションを起こす経験が、組織での人材づくりや風土改革のノウハウとなり、自分の進むべき道を拓いてくれました。

どんな場合でも、「結果」を出すためには「行動」が伴います。その「行動」は「考え方」によって、さらに「考え方」は相手との関係性に大きく影響されます。つまり、「結果」を変えるには「関係性」を変える必要がある。この本質にコミットしたチームづくりをしたいと思ったのが「び場」のはじまりでした。

関係性に重要なのは、一人ひとりの「関心」です。子どもたちの「思い」を受けとめて対話によって関係性が築ければ、子どもたちは自ら前に踏み出す勇気を身につけ、さまざまな物事に「関心」を示すようになります。自ら問いを立てて一歩踏み出し、周りを巻き込みながら行動に移して結果をふりかえる。この一連のサイクルが、子どもたちの成長を支えています。

2年間のアフタースクール(学童)の経験を活かし、び場らしいフリースクールを皆さんと創っていきたいと思っています。

スタッフY

私は、学校教育の学びのあり方に疑問を抱き、教育現場の改良の方途を探るために、教育学研究に取り組んできました。従来の教育学では、もっぱら「教授」(教える側)に焦点が当てられてきました。「学び」(学ぶ側)の研究が始まったのは、近年のことです(AIの登場に関連しています)。そのため、一人一人の学びに焦点を当てた学びの研究は、これからの課題になっています。

遊びと学びは、決して対立するものではありません。遊戯性という概念を学びに結びつけることによって、遊びと学びの貧しい区別はなくなり、「いきいきと取り組める活動」が実現するのです。その具体的な取り組みを、フリースクールで実現していきたいと考えています。

また、「学び」そのものは個人の活動ですが、そのプロセスにおいては、他者やモノを含む世界との関わりが不可欠です。ICTを存分に活用できるこの時代において、物理的な制限(場所の問題)にとらわれることなく、子どもたちが安心・安全だと感じられるような居場所をつくり、一人一人の「いきいきとした遊び・学び」を実現していきたいと考えています。

革新的なスクールとは?

今まで、レッジョエミリアなどの革新的なスクールは政府主導でもなく、教師の立場からでもなく、民間の有志が作り上げたものです。

私たちもそんな素敵なスクールを皆さんとともに立ち上げられることを楽しみにしています。

ワークショップで目指すもの

ワークショップで目指すものは、皆さんから凄いアイデアを出してほしいというわけではありません。皆さんが目指すものやフリースクールに期待すること、そして私たちが考えているび場での過ごし方の案などを共有して、フリースクールの運営に反映させることを目指します。

あまり、身構えずにご参加ください。

私たち自身も皆さんとワークショップで対話できることをとても楽しみにしています。

そして、よかったら興味あるご友人も誘ってみてください。

参加申し込みはこちら!

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