7/18の活動風景

今日は3人休みということだったので、夏休みにやる予定の「問いづくり」のテストランをやってみました。 

 

※問いづくりの活動について今後解説いたします。

◆Y:やってみたこと
◎問いのテーマ(焦点)
熱中症で小学1年生の男の子がなくなった

◎狙い
身近で印象に残るできごとを取り上げることで自分事として考え、熱中症やその対策への好奇心を育てる。

◎問いづくりの大まかな流れ:
1.できるだけたくさんの質問を考える
2.自分が大事だと思う質問を3つ選ぶ
3.選んだ質問をブラッシュアップする
4.質問をどう活用するか考える
(約45分程度)

◆W:分かったこと
1.できるだけたくさんの質問を考える
3人とも楽しく始めることができ、思い思いの質問を出してくれました。
しかし途中であまり質問を出せない子が退屈し始めたように感じます。
一方でもっと質問を出したいという子もいて視点の違いや楽しみ方の違いを感じました。
2.自分が大事だと思う質問を3つ選ぶ
ここも楽しんでやっていたようです。
3.質問をブラッシュアップする
ここが鬼門になったようです。
それぞれにB4の紙を3枚渡して上半分に選んだ質問を書いてもらいました。
その後、自分がその質問を通じて本当に知りたいこととは何か?を尋ねました。
その上で、そのことを知りたいならばこういう質問はどう?と確認しながらB4の紙の下部に書いてもらいました。

例1)
Before:誰が助けたの?
After:周りの人はどうやって助けたらいいの?
例2)
Before:学校帰りになくなったの?
After:学校から得るとき熱中症にならないためにどうしたらいいの?

実は3人中2人が「全然楽しくない」ということを言い出しました。
それぞれヒアリングすると、一人は自分の問いの提案が思っていたのと違って嫌になったという理由で、一人は推測ですが他の子の問いのブラッシュアップで待たされ結果的に放置プレイになったことによるモチベーションダウンのようです。もう一人はとても楽しかったようですが、みんなとやりたかったのにも関わらず「全然楽しくない」といわれ悲しくなったようです。

※最後まで頑張った子の感想
一方的に熱中症について先生から話を聞くよりも自分で質問を考えた方が、知りたい分かりたいという気持ちが湧くとのことです。

◆K:気づいたこと(夏休みの導入に向けた工夫のポイント)
質問を考える力・楽しいと思うかといった点で個人差が大きいことを実感しました。まずは楽しいと思って一生懸命頑張る子に焦点を当ててチャレンジしていこうと思います。

とはいえ出来る限りみんなに参加してもらいたいので、
・ 質問を考えるスピードの差を補正する為にテーマなどを事前に紹介し、一人でゆっくり考える時間を与える
・全体で行うプロセスは「自分で大切だと思う質問を3つ選ぶ」までにする。
・残りのプロセスは個別に時間を作り続きをやりたい人と1-2名で行う
モチベーションアップの為に
・一生懸命に頑張る子は特別に上級生が問いづくりをやっているときにオーディエンスとして参加できるようにする

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