8/3の活動風景

◆朝の会&自習時間
先週にお知らせしましたが、朝の会で本そのものや人の心の働きに興味をもってもらえるように「こころの不思議」という本から、自分が子どもたちに考えてほしいトピック、それから子どもたちに選んでもらったトピックを選んで読み聞かせや考え聞かせをするようにしようと思います。
・本の読み聞かせを子どもたちも楽しみにくれていること
・4年生たちと同じ自習時間だと時間を持て余す子たちが出てきたこと
・モラルなどについて子どもたちにもっと考えてほしいこと
といった点から朝の会で1年生は朗読の時間を設けます。

◆英語のレッスン
金曜日のレッスンはイソップ寓話を題材にして楽しく英語を学ぶ日です。今日はアリとキリギリスの寓話で2パターンのエンディングを見てもらいました。子どもたちとのQ&Aの時間に「みんなはアリとキリギリスどっちが正しいと思うか」と質問したところ皆「一生懸命働いたアリ」と答えました。その上で「もしキリギリスが他の虫が楽しく働くために一生懸命演奏をしていたらどう思う?」といった質問をした上で「実は国によってどっちが良いか?という質問の答えが変わるんだよ」

また今日は中途半端になっていた歌留多づくりにも再度チャレンジしてもらいました。今日は事前に「みんなで協力して一つのことを成し遂げることを経験して欲しい。その為にはみんなが頑張っている間は飽きたといって辞めないよう約束しよう」といったのでみんなで頑張ってA~Zまでの歌留多がほぼ出来上がりました。

◆Maryam先生
今日からエジプトのカイロ大学から九州大学へ修士として留学しているMaryam先生に月・木・金のお昼を担当してもらいます。Maryam先生自体はエジプトの幼稚園で働いた経験もあり、なんとアラビア語がネイティブで、英語・スペイン語・日本語を話せるクアドリンガルな方です。子どもたちも自分の名前をアラビア語で書いてもらい嬉しそうにしていました。

子どもたちにはイスラム教の戒律など自分たちと違う価値観・生活スタイルを持っている人と一緒に生活することを通じて色々な気づきを得てほしいと思っています。

◆夏休み2週間の振り返り
Y:やってみたこと
夏休み4-6年生に、び場で伝えていきたい「振り返り」「問いづくり」「対話」といったエッセンスを少しずつ教えてきました。そのうえで4-6年生にあがった状況を考えながら今の一年生に何を学んでほしいかをじっくり考えました。

W:わかったこと
結論を言うと、「人の話を目を見てしっかりと心で聞くこと」です。(もちろんできている子もいるのですが)
4-6年生は自分の少し難しい話を聞いて理解できるのも、上手に話し合いができるのも 「人の話を目を見てしっかりと心で聞くこと」ができるからだと改めて気づきました。

K:きづいたこと
春休み~1学期を通じて「本当の自分の気持ちや話すことができる安心安全の場を創る」をまずは最初のステップとして取り組んできました。それが楽しい夏休みが来て、自分の話を話をふざけて聞くということが増えてきました。「主体性」を発揮する為にも 「人の話を目を見てしっかりと心で聞くこと」は不可欠だと思います。
夏休みの間で「人の話を目を見てしっかりと心で聞くこと」を工夫をしながらしっかり子どもたちに伝えていきたいと思います。

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